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紫陽花の季節に届いたモンゴル文字ノート

紫陽花の季節に届いた『Mongol shagai』

― 友人と半年かけて作った24ページのモンゴル文字ノート ―

紫陽花の季節に、『Mongol shagai(モンゴルシャガイ)』が届きました。

今朝、家の近くのローズガーデンで、届いたばかりの本と紫陽花の写真を撮りました。 青い表紙と紫陽花の花がよく似合い、半年かけて作った小さな本が、ようやく手元に届いたことを実感しました。

『Mongol shagai(モンゴルシャガイ)』は、モンゴルの伝統ゲーム「シャガイ」を入口に、 モンゴル文字と文化を楽しく学ぶ24ページの学習ノートです。

この本は、長年モンゴル文字を学んでいる友人の金子さんと一緒に、約半年をかけて制作しました。

制作中、私はつい「あれも入れたい」「これも説明したい」と考えてしまいました。 モンゴルの各県の名前、数字、色、家畜の名前、伝統文化、子どもの遊びやおもちゃなど、 入れたい内容はたくさんありました。

けれど、金子さんが「最初はこれくらいがちょうど良いと思います。重くなりすぎない方がいい」と話してくれました。

今、完成した本を見ていると、それは本当に素晴らしい判断だったと思います。

モンゴル文字でモンゴルを学ぶ

この本は、ただモンゴル文字を書く練習をするだけではありません。 シャガイ、家畜の名前、数字、色、モンゴルの各県名、伝統文化などを通して、 「モンゴル文字でモンゴルを学ぶ」ことを大切にしました。

現在モンゴル文字を学んでいる生徒さんにとっても、ちょうどよい内容になったと感じています。 文字の練習をしながら、少しずつモンゴルの暮らしや文化にも触れられる一冊です。

掲載している写真の多くは、私がモンゴルを旅行したときに、携帯電話で撮影したものです。 草原の風景、家畜、遊び道具、日常の場面など、実際に見て、歩いて、感じたモンゴルの記憶を教材の中に入れました。

紙の上に広がったモンゴルの景色

今回は、印刷の注文まで私に任されました。 本の紙について詳しい知識がなかったので、印刷会社の方に相談し、すすめられた紙で注文しました。

結果的に、それは大正解でした。 出来上がった本は、写真の色がとても鮮やかで、草原の緑、空の青、モンゴルの景色が紙の上に広がっているようでした。

この本を作る中で、私にとって一番楽しかったのは、金子さんと一緒に考える時間でした。

何を入れるか、どこまで説明するか、初心者にとって重すぎないか。 ページを見ながら相談し、直し、また考える。 その時間そのものが、とても楽しい思い出になりました。

本が完成したことも嬉しいですが、それ以上に、友人と一緒に一冊の本を作る経験ができたことに、心から感謝しています。

正直に言うと、自分のモンゴル文字がまだあまり上手に書けないことには、少し心残りもあります。

けれど、この本を作ったことで、私自身ももう一度モンゴル文字と向き合いたいと思うようになりました。 これから少しずつ練習して、もっと美しく、丁寧にモンゴル文字を書けるようになりたいと思います。

もう一冊の青い本『ヤルグイ』

そして、もう一冊、私にとって大切な本があります。

『ヤルグイ』です。

『ヤルグイ』は、私が最初に作った小さな冊子です。 ヤルグイは、モンゴルの春先に最初に咲く青い花です。 その改訂版も、ちょうど印刷したばかりでした。

紫陽花の季節に届いた『Mongol shagai(モンゴルシャガイ)』。 そして、モンゴルの春を告げる青い花『ヤルグイ』。

日本の紫陽花の青と、モンゴルのヤルグイの青。 季節も場所も違いますが、どちらも私にとって大切な青です。

モンゴル文字に興味を持つ方は、決して多くないかもしれません。

それでも、この小さな24ページの本が、誰かにとってモンゴル文字への最初の一歩になれば嬉しく思います。

バトエワ アリウナ