**概要**
13世紀モンゴルを舞台にしたアニメ『天幕のジャードゥーガル』の収録に際し、台本の中のモンゴル語表現や、日本語とモンゴル語のニュアンスについて確認のお手伝いをしました。玉鷲関・玉正鳳関も参加された、貴重な経験となりました。
モンゴルの代表的な乳製品「Өрөм(ウルム)」を図解にまとめてみました。
牛乳を煮て、分離し、時間をかけて作られるウルムは、遊牧民の暮らしの知恵が詰まった伝統食品です。
公宅静江さんのアルバムに残されていた、1930年代のシニヘンと思われる一枚の写真。牛とともに立つ4人のブリヤート女性たちの姿から、当時の呼倫貝爾草原に生きた人びとの暮らしと記憶をたどります。
神保町教室にて、TOMFLモンゴル語能力試験の初級試験を行いました。今回挑戦されたのは、長年モンゴル文化活動に関わってこられた拓殖さん。試験後にはモンゴル国立大学の先生から嬉しい評価をいただき、次は中級試験への挑戦という新しい目標も生まれました。
2005年に行ったブリヤート人ライフヒストリー調査から、一人の女性が語った幼少期の記憶を紹介します。家族離散、移動、労働、再会への願いを、絵本のような図解として再構成しました。個人の記憶を通して、20世紀を生きたブリヤート人たちの歴史を見つめます。
モンゴル語教室ノタックの教材『ヤルゴイ』改訂版をご紹介します。草原に咲く花、子馬、四季、ことわざ、詩、なぞなぞを通して、モンゴル語・日本語訳・伝統モンゴル文字を見比べながら楽しく学べる一冊です。
モンゴルの草原に生える野生のねぎ мангир(マンギル) は、モンゴルの家庭で保存食として親しまれてきた食材です。摘んだマンギルは塩漬けにして保存し、冬のスープや肉料理に入れて食べます。この記事では、マンギルの食べ方、保存食 сорс(ソルス)、そしてモンゴル語教材としての活用について紹介します。
公宅静江さんのアルバムをはじめ、寺田英子さんの書簡、岡本俊雄さんの写真アルバムや書簡、戦後のハイラル会の写真、思い出の手記、インタビュー、ビデオ映像などを手がかりに、ハイラルに残された記憶を整理しています。個人の記憶として残された資料が、少しずつハイラルの歴史を考えるための資料群として見えてきました。
公宅静江さんのハイラル時代のアルバムを手がかりに、1930年代の呼倫貝爾・ハイラルの記憶を少しずつ整理しています。2025年には、この資料の一部を研究会で発表し、その後、猿橋順子先生と共にプロジェクト報告としてまとめました。写真を一枚ずつ確認しながら、人名、場所、年代、そこに写る人びとのつながりを丁寧に読み解いていきたいと思います。
古書の中から出会った一冊のモンゴル語教科書『蒙古語四週間』を手がかりに、戦前期の日本におけるモンゴル語学習と、現在のモンゴル語教材について考えました。縦書きモンゴル文字を用いた古い教科書からは、当時の学び方や言葉への向き合い方が見えてきます。一方で、現在はキリル文字中心の教材、音声教材、オンライン教材、AIなど、学習環境は大きく変化しています。この記事では、古い教科書との出会いを通して、モンゴル語を「始めるための教材」だけでなく、「学び続けるための教材」の必要性について考えます。