ビデオ記録からよみがえるスピーチ会 ――世界母語の日に残されたノタック教室のあゆみ

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ビデオ記録からよみがえるスピーチ会

――世界母語の日に残されたノタック教室のあゆみ

整理をしていたら、ノタックのスピーチ会を記録したDVDが出てきました。 ディスクには、2021年2月21日という日付が書かれています。 この日は、ちょうど世界母語の日でした。

世界母語の日のスピーチ会

ノタックでは、モンゴル語を学ぶ皆さんが、自分の言葉で発表する 「スピーチ会」を続けてきました。

作文を読む人、モンゴル語学習の思い出を語る人、詩を朗読する人、 モンゴルとの出会いを話す人――内容はそれぞれ違っていても、 そこには一人ひとりの学びの時間がありました。

2021年は、対面で集まることが難しい時期でもありました。 それでも、学びを止めず、声を残し、記録を残したことは、 今ふり返るととても大切なことだったと思います。

モンゴル語は、多くの日本人にとって「外国語」です。 けれど、誰かにとっては母語であり、記憶であり、 家族や故郷につながる言葉でもあります。

世界母語の日に行われたこのスピーチ会は、 単なる語学発表会ではありませんでした。 それは、言葉を学ぶことを通して、他者の文化を尊重し、 自分自身の言葉についても考える時間だったのだと思います。

教室展示として残す記録

このスピーチ会の記録は、DVDだけでなく、教室の展示資料としても残しています。

発表会の写真、プログラム、参加者の原稿や朗読資料などを教室に展示することで、 モンゴル語を学ぶ皆さんが、これまでの活動をふり返ることができるようにしました。

教室の展示は、単なる飾りではありません。 そこには、学習者一人ひとりの努力、声、思い出が残っています。

新しくモンゴル語を学び始めた人にとっても、 先輩たちの発表を見ることは大きな励みになります。

「自分もいつかモンゴル語で話してみたい」
「詩を読んでみたい」
「自分の経験を発表してみたい」

そんな気持ちが生まれる場所にもなっています。

ノタック教室のあゆみを伝える貴重な資料

このDVDや展示資料は、単なる記録ではなく、 ノタック教室のあゆみを伝える貴重な資料だと思います。

その日、その場所で、学習者たちがモンゴル語で話し、朗読し、 自分の思いを発表したこと。 その声や姿が映像として残っていることは、 教室の歴史をふり返るうえで大きな意味があります。

教室の活動は、授業だけで成り立っているのではありません。 スピーチ会、朗読、展示、交流―― そうした一つひとつの積み重ねが、ノタックの歩みを作ってきました。

少しずつ整理してきた記録

これまで、ノタックで続けてきた書道展、モンゴル語検定試験、 スピーチ会、朗読活動などを少しずつ整理してきました。

一つひとつの活動をふり返ると、その時々に参加してくださった方々の顔や声、 教室での時間が思い出されます。

当時は夢中で進めていた活動も、今あらためて整理してみると、 ノタック教室の大切なあゆみであり、貴重な記録だったのだと感じます。

書道展、検定試験、スピーチ会―― それぞれ形は違いますが、すべて 「モンゴル語とモンゴル文化を学び、伝え、残していく」 活動でした。

こうして少しずつ記録を整理できていることを、とても嬉しく思います。

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モンゴル語とモンゴル文化を学び、伝え、残していく――
その歩みをこれからも大切にしていきます。